2011/01/30

Googleスプレッドシートのメモ

Googleスプレッドシートでバランスシートをつくったときのノウハウをメモしておく。

日本株・中国株の時価を取得するにはimportXML()を使う
米国株についてはGoogleFinance()関数で時価を取得できるが、日本株・中国株はサポートされていない。
日本株の時価はYahooから
importXML("http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1348.t";"//*[@class='yjFL']")
のように呼べば時価を取得できる。
中国株の時価はサーチナから
importXML("http://stock.searchina.ne.jp/data/code.cgi?code=02800";"//big/font")
のように呼べば取得できる。
当然ながらどちらも参照先の変更に対して弱い。GoogleFinance()でサポートされない限り、安心して使うというわけにはいかないだろう。


為替情報を取得するにはGoogleFinance()を使う
例えば米ドルから日本円への為替は
GoogleFinance("currency:USDJPY")
のように呼べば取得できる。


範囲名は便利
セルの範囲に対して範囲名をつけることができる。Filter()を多用する場合は範囲名を使わないとどれがどれだかわからなくなる。
ただし、範囲名をつけた領域で行の入れ替えなどを行うと範囲名の指す領域が自動で変更されることがあり注意が必要。Filter()が失敗しても原因がつきとめにくい。
また、範囲名に"()"や"/"を使うとFilter()で失敗するようだ。


その他
単に株の時価を見たいだけなら英語だがGoogle Financeを使った方が早い。試してはいないが日本株の登録もできるようだ。
JavaScriptが得意ならGoogle Apps Scriptを使った方が開発しやすいかもしれない。

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